ある教育講演の記録を見せていただく機会がありました。
受験真っ只中の我が家には、とても興味深いお話でした。

?思春期の子育てを考える
子供の中に『できる子』と『できない子』がいるのではありません。
早くできる子』と『ゆっくりすればできる、時間を掛ければできる子』の2通りです。
だから、自分が頑張っても物事の理解が素早くできないときに『自分はダメだ』と思う必要はないのです。
素早く理解することは得意でないけれど時間をかければできるとか、
スポーツならすぐにできるけど、勉強の方はちょっとゆっくりだというように考えることが大事です

競争中心の学校教育の中で、小学校・中学校の段階から子ども達は、かなり傷つけられています。
自分をダメだと思う高校生」が、日本では65.8%
それは一人ひとりの理解するスピードを無視しながら、「自己責任」を前提とした競争の教育をすることによって、ある点数以下では自分はダメだと思わされているからです。
理解の遅い子を切り捨てる競争のシステムが作り出した結果です。
このことによって、日本の多くの子供たちは、深く傷ついています。

自分は能力がない」と思っている子どもも世界の中で日本が最も多いのです。
子供達はみんな素晴らしい可能性を持っています。
しかし小学校・中学校で、気がついてみるとこの競争の渦に巻き込まれ、「自分はダメだ」「自分に能力がない」といつの間にか思わされています。
だから学校に行くのがつらい子どもが増えているのではないでしょうか。


? 子供が伸びる条件
すべての子どもたちが自分をあきらめることなく、どこまでも伸びていくために何が大切なのでしょうか。
1つ目は自己肯定感。2つ目は自分の目当て・意欲。3つ目は知能の見方です。
自己肯定感は自分が自分であっていいという心理状態です。
そして、意欲とは「こんなふうになれたらいいな」という目標が子どもたちの中にあるかどうかです。
しっかりした自己肯定感と自分の目当てをもって意欲的に歩んでいくと、知能はあがります。
学力がなかなか伸びない子は、自己肯定感が持てずに自分はダメだと思い込まされている子が多いのです。

自己肯定感のもてない子は、「将来何になりたい」と聞くと、「別に」と答えます。
これは、目標なんか持ったってダメだろうというあきらめの気持ちでもあります。
この子どもたちに自己肯定感を持たせ、目標を持たせ、それに向かって進んでよいという意欲を持たせることが本来の教育です。


? 子どもを伸ばす子どもの見方
子供が3人いたら、親は頭の中に3本の物差しを作る必要があります。
「成績がいい悪い」という物差しばかりじゃなく、
「この子は音楽が本当に好きだ」とか、
「ギターを弾いているときが、人が変わったみたいに元気な子」
「この子は犬の世話をしているときがいい」とか、
一人ひとりの子どもが必ず持っているいいところを認める心を持ってほしいと思います。

  〜廣木 克行氏講演抄録より抜粋〜


いかがでしょうか。よくある話なのかもしれません。
今、この時期だからこそ心に響いたのでしょうか
息子は、このお話にあるように、「ゆっくり時間をかければできる子」なのかもしれません。
子どもが小さいうちは、歩くのが遅くてもトイレトレーニングが進まなくても、
子どもによって速さは違ってもその子の個性ととらえます。
それが学校へ行くようになると、とたんに出来る出来ないの分類になってしまいます。
親の方が、子供をあてはめてしまうのかもしれません。

ここで言われている子どもを伸ばす見方は、私にはできていませんでした。
きっと、子どものための物差しなのに、自分の物差しではかっていたのかもしれません
子どもの良いところがすぐに言えるようにしないといけませんね。 

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