中学校の卒業式を終え、いろいろなものを持って帰ってきました。
でも、今も部屋でカバンに入ったまま放り出してあります。
この春休みの間に、我が家は大掃除がいたるところで必要です。

息子の学校からの荷物の中に、学校で書いた作文や班ノート・目標などのプリントをまとめた冊子がありました。
(こっそり見ました
その中に、息子自身が書いた不登校中の気持ちがありました。
これは、2年生の最後に書いたもののようです。

本来なら、2年生の時のものですから冊子には入らないのだと思いますが、
担任のT先生があえて入れてくださったようです。
2枚あります。(原文です)

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2年○組 
一年のころから不とうこうだった自分は2年の夏休みが終わったころに行きはじめた。
さいしょはなにをやればいいかわからなくてとまどったり、
べんきょうをしていなかったせいでじゅぎょうにもついていけなかったりした。
それでもがんばって今では1年生のときのはすこしわからないけど、
今のべんきょうにはついていけてる。友だちもふえたりしている。
あのときに、いやがらずにいっておけばよかったと思う。
これから3年生になって1年生や2年生をひっぱっていけるような3年になりたい。


2−○
1年のころ学校にこなかった。
みんなはしんぱいしていたのに、自分はこわくなって学校に行きたくないと言ってしまったこと。
さいしょのうちは一人でも行けるとおもっていたけど、だんだん一人でいることにふあんをかんじてきて、おこられたりもして、自分一人でいてもたのしくなくなってきたりもした。

そして、学校にいかなくなって、いつのまにか学年があがっていて、
べんきょうもしていなかったから、一年のべんきょうないようもぜんぜんわからなくて、
学校にきたのは夏休みがおわったころくらいだった。

みんなは夏休みの宿題を終わらせているのに自分だけぜんぶ終わらせてなくて。
それでもおうえんしてくれた人もいた。
がんばっていくうちに一年の分のべんきょうはとりもどせそうになったけど、
友だちとあそばなかった分はどうやってもとりもどせないことを知って、かなしくなった。

学校にきたてのころ、学校を休んだりしたとき、いろいろな人からおこられたりもした。
今では、学校にまいにち行って、12月のころに、休まずにきたことで、うれしかった。
今年からは、休まず学校に行くことをもくひょうにしたい。

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私は、この文章を見て、悲しい涙と嬉しい涙があふれてしまいました。

息子自身が、不登校から自分の力では抜け出せないと思い、なすすべがない様子を、
親として何もその時にしてやれなかった・・・。
気持ちすらわかってやれなかった・・・。

1年生の最後は、親の目からは『楽しい不登校状態』だと思っていました。
だからこそ、親が無理矢理にでも動かねばと思いました。
けれども、息子自身がどうしたらいいかわからず不安だったんだと思うと・・・
そして、勉強のこともこんなに不安があったのかと。


反面、この文章を息子自身が学校で書いたことが嬉しいのです
なかなか、自分の本心を出すことは、恥ずかしい年齢です。
なのに、あえて、気持ちをだしたことが、息子の成長の証です。

まだまだ自分に甘いところのある息子に見えます。
しかし、こうして息子の中で不登校を乗り越えつつあるのを目の当たりにすると
今度は嬉し涙ですね


世間では、学校だけが道ではないと言われます。
しかし、我が家の場合は、復学できたことを、一番息子が喜んでいます。
息子自身が書いたこの文章、ひらがなばかりだけど、まぎれもない息子の気持ちですね

こちらのランキングには、なるほど!がいっぱい。
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(追記)  

もう一枚、息子が不登校の原因を考えた文章です。
これからの部分が、朝ごはんのことというのは息子らしいです


『これまでの自分・今の自分・これからの自分』

1年のときに自分は学校に行かなかった。
なにが原因だと今思いだしてみるとこんなことがあった。
まず、小学6年生のころ、自分はいじめられていた。
それが、中学にはいったころもひきずっていたからだと思っている。
最初の頃は、自分もなじもうとしていたのに、自分はいじめられることが怖くて、学校に行きたいと思わなかった。
今からすれば、みんなも一生懸命クラスでがんばろうとしていたのに、自分だけ逃げていたということがわかった。
それを見てだれかがおもしろいと思っていじめていたのかもしれない。

学校に行かなくなっていろいろな人に迷惑をかけていたのかと思うと、自分はなんで楽しい学校に行くことを拒んで、学校に行ったらいじめられると言ったのだろう。
今の自分からしてみれば、家にいるより、学校でみんなと話したり、遊んだりするほうがよっぽど楽しい生活をしていたのではないのかと後悔している。
今ではみんなといい関係を作っていると思う。友だちも増えたりした。

これからは、自分で決めたことはちゃんと終わらせることと、どれだけ遅くても朝ごはんをちゃんと食べてくることと、夜は遅くても12時30分までには宿題と学校の用意をすませることです。




ぶにん先生のカウンセリングルームで、不登校中の子供の手記を記事にされています。
(不登校を乗り越えた子たちの思い)

どの子供も、乗り越えてたくましく育っていってほしいですね。

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