今高校・大学と新しい環境に飛びこんでいった子供たちを見て、あれこれ心配している自分がいます。
朝、起こしてもなかなか起きない息子を見ていると、単なる寝不足なのに、不登校中の朝を思い出してしまいます。

息子は中学1年の6月から不登校になり、復学支援を受けて中2の7月に復学させてもらいました。
今年の夏がくれば、復学後2年を迎えます。
復学後1年間は、いつも不安がありました。
復学後すぐの月曜日・夏休み明け・新学期。何度も嫌な記憶が蘇ります。
それでも、今では心配はしても態度にださない・口出しをしないことを教えてもらいました。
そんな私の心配も、息子の少しずつの成長を感じることで、安心に変わっていったように思えます。

今までの子育ては、自分がこうあるべき・これでOKと思ってやってきた結果です。
でも、その結果子供が不登校になってしまった。
なぜうちの子が・・・と何度思ったかわかりません。
子供に一番よいと思ったことをやってきたのに・・・

たくさんいるクラスメイトの中で自分の子供だけが、学校へいけない。
そう考えると学校や先生のせいではなく、やはり原因は家庭にあると考えました。
そして、親が変わるあるいは、子供への対応を見直す必要を感じていました。
そんな私の想いを支援の藤本先生は受け止め、今までの子育てを否定せずに修正する部分を教えてくださいました。


復学支援は、本来家族療法によって家族のゆがみを修正しその後に復学と考えるのだと思います。
しかし息子は中学2年生でしたので、親の変化・気づきを待っているとその後復学してから息子自身が学校という社会に適応する時間がたりなくなります。そのことも考えて、家族療法はまだまだといわれていた我が家でも、先に息子の復学を優先していただきました。
もちろん息子も親も完璧な状態での復学ではありません。
息子自身に足りない部分が多い。
又学校でのいじめやからかいという環境要因の不安点もありました。
それでも、私の中にはそんなことに負けない強さを今息子に身につけてほしいと思っていました。

息子自身も、不安な気持ちが大きかったと思います。それを訪問の先生が一つずつ解決していってくださいました。
親の心配にたいしては、藤本先生がこれもほんのささいなことから聞いてくださり安心に変えてくださいました。
朝、どうやって起こしたらいいですか?
兄弟ゲンカはどう対処するべきですか?
塾を休みそうです。
宿題ができません。
部屋の掃除ができません
父親の子供への対応がわかりません・・・
こうして書くと、幼稚園の子供?と思われても仕方ないですね。
それほど、今までの子育てがうまく機能しなくなって、親もどうしたらいいかわからず一から勉強を始めている(子育てをやり直している)感じでした。
そして、我が家のオーダーメイドの子育てを教えていただきました。

世間では、復学支援は無理矢理子供を学校へ行かせるというイメージがあるように感じます。実際に復学支援を受けて思うのは、絶対に無理矢理の方法ではないということです。
 子供がもう学校へは行きたくないといっている。
 登校時間が近付いてくると苦しそうな様子をみせる。
だから、学校へは戻したくないと考えることは当然だと思います。
しかし、知っておいてもらいたいのは、子供の行きたくないは、学校が嫌いだからではないのです。
子供は学校に戻りたい。でもその方法がわからないから学校へは行きたくないと言うことで自己防衛をしているように思います。
息子の場合はそうでした。
親の目からみて不登校中は楽しそうにパソコンやゲームをしていました。
けれども、最近それが息子がとれる唯一の自分を守る方法だったとしりました。(不登校中の気持ち
子供の持っている本当は学校へ戻りたいという気持ちを汲み取って表面化させることができるのが支援の先生の登校刺激だと感じています。


子育ては、良い学校に進学することではなく、子供が社会に出て自立していく力を身につけさせることだと感じています。
なので、私には社会に出ていくためには、学校という練習の場を捨ててしまうことはできなかったのです。
息子は特に他人とのコミュニケーション能力が幼い部分が目立っていました。
小学校時代も友達とのやりとりで少しずつうまくいかなくなり、いじめもあったようです。この友達同士でうまくやって行く力は、同年代の中で培っていくのが望ましいと考えたのです。
そのためにも息子の中学校時代が終わる前に学校へ戻してやりたかった・・・。
支援を受けることで、この中学校時代を息子に経験させることができました。

復学支援は、登校したら終わりではありません。本当はそこからの継続登校が一番難しいのです。
それを、息子は訪問の先生にささえてもらい、
親は毎日起こってくる子育ての問題を支援の先生に教えてもらいながら変わる努力を続けていきます。
我が家は、中2で復学しました。そして、その後継続登校を続け、中3になると受験からくる精神的なフォローをしてもらい、息子が望んだ高校に今年入学することができました。
もちろん息子にとっても楽な経験ではなかったと思います。
そんな息子の姿を見て揺らぐ親のフォローまでしていただきました。

『明日から行くよ。』『新学期から行くよ。』息子もこう言っていました。でも行けません。
息子がウソをついているわけではありませんでした。行こうという気持ちはあっても、一歩を踏み出すことが、息子にとって大きな壁だったのです。
この一歩を訪問の先生に後押ししてもらい踏み出すことができました。

親が変わって、子供が変わる。このことが復学には必要です。
我が家は、親の変化と子供の変化を支援をうけることによって同時に進めているように感じます。 
親の変化を待っていては、限りある学校生活をする時間を息子に経験させることは叶わなかったと思っています。
息子が復学しても、親の勉強はまだまだです。
息子は学校という社会で息子自身の経験をつんでいます。
そして、親は復学したから終わりではなく、子育てという勉強を続けていく必要を感じています。




エンカレッジの上野先生・ペアレンツキャンプの水野先生・FHEの藤本先生が協力して、『家庭教育推進協会』という機関をたちあげられました。
ホームページをもうご覧になりましたか?
家庭教育推進協会

今ネットの世界で「不登校」と検索をすると膨大な情報があります。
このブログにも、毎日不登校の情報を求めて見てくださる方がいます。

わが子が不登校になったときにどこへ相談にいけばいいのか?
どのような対応が良いのか?
協会では、一般的な話ではなく自分の家庭・子供の場合で、相談に乗っていただけるそうです。
我が家は復学を選びましたが、そのご家庭によって様々ですね。

お忙しい先生方が、それでもたくさんの不登校で悩まれている方に何かできることをと考えて活動されている様子に応援を送りたい気持ちで一杯です。
不確かな情報に惑わされることなく、自分の目で耳でわが子にあった方法を見つけていただきたいと感じています。
一人でも、不登校で悩まれているご家庭に笑顔が戻りますように

スポンサーリンク

 
 カテゴリ
 タグ
None