不登校の対応には、いろいろな道があります。
我が家は、復学支援を選びました(復学支援を知っていますか?
他の方は、どうでしょうか。
みなさん、いろいろな道を探されています。
そして、復学支援を決断された時のお気持ちはいかがだったのでしょうか?

本記事は、前述の『復学支援を選んだ体験談』の記事にいただいたコメントです。
今、不登校で道を探されている方に少しでも参考になればと思い、
ご本人の了解を得て、もう一度掲載させてもらっています

かのんさんは、3人兄弟(中2・小5・小2)のお母さんです。
次男さんが小3で不登校になり支援を受けられ3ヶ月で復学。
継続登校に関しての不安・4月から小学校に入学する娘さんと中学校に入学する長男さんにも強い不安を感じられ、子どもさん達への支援と家庭教育の必要性を感じペアレンツキャンプで支援を受けておられます。


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【かのんさんのcase 



私は、猪突猛進タイプなので、本や、ホームページで復学支援機関の事を知り、「これしかない!」とまっしぐらでした。
でも、まず第一に、慎重派の夫と意見が合わずに、「お願いだから、これに懸けさせて」と言ったことを覚えています。
支援をお願いしてからは、夫も最大限に協力してくれましたが、夫を説得し、賛同を得るまでが辛かったです。

うちは小3の夏休み明けに休み始めました。
入学式から泣いて、毎日送っていった次男。
それでも、欠席は1日もありませんでした。
「前期皆出席」「後期皆出席」「年間皆出席」の賞状をいただき嬉しそうな次男に、
『この喜びを味わったのだから後は頑張ってくれるだろう』と思っていました。
2年生はスムーズに登校。
3年生の5月から行き渋りが始まりました。
それでも「皆出席」にこだわり、「やっぱり行く」という次男の気持ちに応え、
『今日楽しければ明日からは行くだろう』とかすかな期待を持ち、学校へ送って行きました。
そして、気持ちが向けば教室へ、泣いて拒否されれば養護の先生にご挨拶をして帰宅する日々となりました。
「あいつ、授業は受けたの?」「おにいちゃん、学校いったの?」4年の長男と年長の娘の問いかけも私には辛いものでした。

夏休み明けの9月、『こんな毎日で何が皆出席なんだろう。本当に頑張って登校している子に申し訳ない。』と思った私は、行くのが嫌だと泣いて部屋にいる次男に、「授業を受けないで帰ってきても登校したことにはならないよ。ちゃんと授業を受けるなら送って行くから言ってきて」と言ってリビングで待っていました。
そして、夕方長男が帰宅し…。次男は「ああ〜もう皆出席はなくなった」と泣き、翌日から学校へ行かなくなりました。

次男は不登校になってすぐはチャレンジなどをやっていました。
でも、すぐに飽きてしまいました。
学校に行けないことに罪悪感を持っていた次男は、私がいる間はテレビもゲームもせずに読書かたまごっち(娘に世話を頼まれているという大義名分があったからでしょう)の毎日でした。
食べることと、兄妹の帰りを待つことだけが楽しみだった次男の毎日。
あのままでいても、わたしはたぶん次男に対し「愛情深く接すること」「全てを、ありのままを受け入れること」はできませんでした。
そして、次男もなにも学ぶことがないままに毎日を過ごし、ストレスのはけ口はさらに強く兄妹に向かっていったことと思います。

休んでいる間に、何人かのお友達から、電話や手紙をもらいました。
電話は途中からはベッドににげてしまい、出ませんでした。
最初のころお友達の電話に、リビングから離れた廊下で
「あのね、僕、学校行くの嫌になっちゃったんだよ。ばかみたいでしょ。」という次男の言葉に私は涙をこらえることができませんでした。

復学後すぐは、泣いたり・荒れたり・生き渋ったり。
私は『せっかく戻れたのに‥』とため息をつくこともありました。
けれど、今はだいぶ逞しくなりました。そして、心配性ではあるけれど、優しい息子に戻りました。
あのまま家にいたら、『学校へ行けないオレ』という罪悪感を持ち、休みの日でも家から出られなかった次男は、さらに精神的にも引きこもっていたと思います。
絶対にかないっこない長男にとげとげしい言葉のやりとりの後、向かっていき、とっくみあいのケンカをし、妹にちょっかいを出して泣かせていたあの頃。兄弟のバランスはさらに崩れていたと思います。

1年半前次男は、学校へ行き渋って夜泣きをし、うなされ、過呼吸発作のようなものを起こしていました。
復学してからもしばらくは心配事があると泣いたり、ふてくされたりしていました。
それが、今ではあのころと比べものにならないほど逞しくなりました。
少々体調が悪くても「学校休みたくないんだよ。」と言い、登校していきます。

支援機関の先生にご指導いただき、親が変わり、子が変わり‥。
次男が学校へ行けなくなったことで、「学校へ行くことが当たり前」と思っていた私は、大きなショックを受けましたが、このことをきっかけに、これまでの家庭教育を反省し、今後に生かせるようになったことに感謝しています。

これから、中学入学という大きなハードルも控えていますが、次男も、私も、いぜんの私たちではありません。
この自信をつけさせて下さった支援機関の先生、訪問の先生、ブログを通じて共感し合い、励まし合えるお母さん方に感謝しながら、毎日を過ごしていきたいと思っています

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