もうすぐ、復学してから3年になります。
今になって、やっと考えることができるようになったことがあります。

『支援をうけて復学して、はい終わりではない』ということ。
ここからが新たなスタートであるということ。

これは、支援を受けた者なら誰しもが想うことだと思います。

思春期の子育ての波は、不登校を経験していない家庭にも大なり小なり起こります。
子育てに波があるのはあたりまえなのでしょう。
それは、学校という子供達の社会で過ごしているからこそ。

復学支援は、支援の先生に支えてもらいながら問題を解決していきます。
急な坂道を登っていくようなものです。子供だけの力では落ちてしまうかもしれない。それを訪問の先生が支え子供自身が成長することで上っていく。
親は親で別の坂道を登っていくようなものかもしれません。
だからこそ、復学がスタートだということです。

息子自身の問題は、再登校前の期間に訪問の先生が二人ついてくださりなんとか学校で過ごすことができるレベルにまで引き上げてくださいました。それでも完璧ではありません。
【学校に行く=いろんなことがおこる】ということです。
いろんなことの中には、楽しいことも、嫌なこともあります。
私達大人は、これを知っているからこそ嫌なことに立ち向かったり、受け流したりできるのかもしれません。
経験不足の息子は、これを知らなかった。ならば、後は実践で対応方法を学んでいくだけです。

支援を受けている中で、一番記憶に残るのは、再登校した日です
何年たっても、忘れることはできません。
ただし、一番嬉しかったのは、欠席がゼロになった時です
言い換えれば、欠席を意識しなくなった時かもしれません。
我が家の場合は、再登校から半年かかりました。
その間に何度もこけていました。そのたびに親は、不登校中の心配な気持ちが蘇ります。
そして、そのつど、支援の先生に相談し、フォローをしてもらいました。
欠席がゼロになっても、親の成長が追いついていなかった我が家は、息子の問題への対応が追いつかず、先生にフォローしていただいて、やっとと言う状況でした。
全く同じ問題は、起こりません。
毎回少しずつ違った問題へバージョンアップしていく感じでした。

私自身、こけている渦中はなかなか想いをまとめることもできず、波が収まってからやっと、先生の対応はこういうことだったのだなと気づく状態でした。

復学後すぐの時期は、こけることは想定内と伺ったことがあります。(←我が家の場合は
子供を取り替えたわけではありません。もともと根っことしてあったものです。
すぐに問題がなくなるわけではありません。
子供は、訪問の先生・学校の先生・友達に支えてもらい進んでいきます。
親も、支援の先生に教えてもらって、一生懸命がんばっていますが、何年もやってきた対応を変えることが課題です。

復学後何年かたって、また波がくることもあります。
きっと、以前の波とは違う形のこともあるでしょう。
もしかすると、親の対応が元に戻っていることもあるかもしれません。
それでも、復学したからこその波だと思って、逃げずに親が真剣に子供に向き合うことで子も親も一歩先へ進めるのかもしれません。

支援を受けていると子供への対し方・考え方を教えてもらいます。
教科書の勉強ではありません。難しい理論はわかりませんが、対応方法を聞き、実践し、結果を見るとうちの子にはこういう方法が良いのかと良くわかります。
 朝起きません。
 車で送ってと言ってきます
 朝イライラした顔で登校します
 宿題をしません
 汗がくさいとクラスで言われました。
 友達とケンカしました
 ゲームばかりしています
 塾に遅刻していきます
 お父さんと険悪です
少し思い返すだけでも、いくつでも出てきます。
これらすべてに我が家の息子へのそして親としての対応方法を教えていただきました。

目標は、先生方のフォローがなくても家庭内で対応ができるようになることでしょうか。
それは、欠席がゼロになること?問題に自信を持って親として対応できること?
その家庭様々です。
家庭での問題をなくすことではありません。起こった問題を家庭内で解決できるようになることなのでしょうか。

まだまだ我が家も波はたちます。
今回いろいろな方にもお話しを聞き、気づかせてもらいました。

    

(ふらわぁさん)
子どもが不登校になったという時点で、家庭は問題を抱えた状態になっている。
そこからどうしていくか。
待ちましょうという考えで子が動くことをひたすら待つ家庭もある。
親の対応を変えることを頑張っているうちにきっかけも重なり子が動く家庭もある。
復学支援を受け家庭を変えることと登校刺激による子どもへの直接のアプローチで子が動く家庭もある。
どういう方法をとったとしても、子どもの成長の方向に上手く親が関わって行くことが大事なのだろうと思います。

全てを根本からすっかり取り換えることが出来れば上手くいくのかもしれないけれど、それはやはりこれまでの家庭の積み重ねの部分もあり無理な面もあるのかもしれません。
目の前の子どもを見ながら、今最も必要な部分を修正して行きながら、子どもの成長とともに親も成長していけるように努力して、自立に向かっていきたいです。
そして子どもは学校という社会でうんと成長していって欲しい。
家庭では、学校へ行ける子に育てていけるように頑張っていきたい。


(ピピコさん)
不登校になるかならないかは、当然家庭に問題があったりするわけですが、家庭で問題があっても不登校にはならない子供もいる。
ただその子は不登校にはならなくても学校で問題行動を取ったりする。
めちゃくちゃな家庭でも子供はちゃんと学校に行っていたりする。
その違いは一体何なのか・・・
考えても答えは出ないのかもしれませんが、とても不思議に感じます。
では不登校という問題が起きた時に親が取る対応は様々で・・・・・
私は「まだ1週間。様子を見ましょう」と言われても絶対に厭でした。
時間は戻せません。
中1でも小5でもその時はもう人生の中でやり直しはきかないと私は考えます。
「こけた」という事実があるだけで短期復学が失敗なわけではありません。
復学したからこそ「こけた」のです。
そこからまた、家庭も子供も学んで同じこけ方はしなくなりますよね。
ただ待っている場合は「こける」ことすらできません。
うちの家族もたくさんこれから失敗するのだと思います。でも失敗から学んでいきたいと思います。
人間不完全なので、完璧じゃないけどできる限りの事をし続けたいなあと思います。


(ティカさん)
復学してもなんだ不安定なんじゃない・・と思われたら先生にご迷惑がかかるかなと、状況の悪い記事をどこま書いていいのか悩んでいた。
何もないのは不自然だし、隠せもしないのだけど、でも、全面に出したらまずいかな・・・とか。
ブログで復学支援を知り、復学しても継続登校がいかに大変かを知り、自力では無理だと支援を選択したという方がいた
悪い状況を知り、自力では難しいとの判断をしてくれたのだものね。
私が心配だったことをその方に伝えたら、そんな風には全然思わなかったって。だから悪いことも書いていいんだって思った。
何にでも「失敗」はつきもの。「失敗」するからそれをバネに前へ進めるわけで・・・
「こける」ことを恐れる必要もないし、隠すこともないよね。


(きのこさん)
子育てには波がある。普通の状態でも波はあるでしょうね。
でも私たちは一度不登校を経験しているので、「こける」と「こけたまま」になるのが怖くて過剰に反応してしまうのかもしれない。
こけたならまた立ち上がればいい。
それを教えてくれるのが復学支援なんだと思います。
復学支援…いろんな道があるのは確かだし、どれが正解なんてないかもしれないけど…復学した我が子を見てると心から受けて良かったと思えます。
不登校は辛いけど、ずっと嘆き苦しむだけじゃなく親として子どものためにあきらめないでいたいですね。


(うたさん)
学校の不登校の講演会の後、もしまだ渦中だったら・・・
話を聞いている時はそうかそうか、よし頑張ろうと思っても、帰ったら『だからこういう時はどうするの?』とまた不安になるんだろうなあと思いました。
支援を依頼して、いつでも頼れる先生方のいることが、どんなに有難いことか、しみじみ思いながら聞いていたものです。
・支援を受けてもこけることがある、でもこけたらまた全力で支えてくださる。
・継続登校が大変なこと。
これらは、支援を受ける前にブログなどでよくわかったから、支援を依頼したいと思いました。私にはできない、と思いました。

長女が来る日も来る日も携帯でG○EEをしていた頃、G○EEの人としか話せなかった頃、それを心配する私に「G○EEを辞めたら本当に居場所がなくなっちゃうから、今はいいです」と支援の先生やS先生にアドバイスをもらいました。
あのアドバイスが無かったら、私は冷静でいられたかな?
今、長女は吹奏楽団に入り、そのメンバーの方々の話を楽しそうにします。
そうだ、こんなに明るい子だったんだ。
もう、先生方には感謝の言葉しかありません。

ご自分の身を削るようにして、子どもとその家族の為に奔走してくださる人がいるということ。そういう方々を目の前にできたことだけでも、支援を受けた甲斐があったと思っています。

    

波が来て、こけたら・・・
新たなステージへの挑戦ということでしょうか。
止まらざるを得ない時がきても、それまでの経験は消えることはありません。

いろんな、第三者の手を借りて、息子は自分の力で成長する
親は、息子の成長できる力を信じる
そんな息子や娘の成長にあわせて、親である自分も成長していかないといけませんね

子供と向き合い、対応をする。うまくいくときも、行かない時もあるかもしれません
それでも、子供も親も成長することで社会への自立へ向かっていくのかもしれません






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うちは、こけること前提でしたが、他のご家庭を一緒にしてはいけませんね
今回の記事は自分への戒めですね。


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