息子の初めての実習が終りました。
結果はどうだったかはわかりませんが、大変だったことは確かなようです。
社会の厳しさの片鱗でも感じることができたでしょうか。


息子は中1で不登校になり、中2で復学しました。
そのためか、宿題をきっちり仕上げるという習慣が弱いように感じています。
復学すぐは、宿題より登校できていることでOKという状況でした。
学校の先生も、厳しくして又これなくなったら・・・と思うと、配慮をしてくださっていました。
よく宿題はきちんと出すものということが言われますが、中学では宿題が出せなくても、なんとかなってしまいます。
学校の先生はできるまで出しなさいと言いますが、出していないから登校しなくていいいとは言われません。
なので、宿題ができなくてもなんとかなるということを息子は肌で感じていました。
塾の宿題をやっていかないこともたくさんありました。
宿題ができなくて塾へ行き、『持ってくるのを忘れた』という言い訳をよくしていました。
そして、息子自身も、嫌なことから逃げるということを経験しています。

10日間の実習の8日目のことです
毎日、実習記録にてこずっていました。
夕ごはんを食べてひとしきりゲームをしてから、疲れに負けてうたた寝をしてしまいます。
そして、夜中12時を過ぎた頃からやっと実習記録と格闘し始めます。
半分くらい書いて、眠くなって後は早朝に頑張って仕上げる。
こんなパターンができていました。
8日目の日、前日からどうも実習記録を書いている様子がありません。
うたた寝から目覚めても、ぼ〜っとしています。
親は先に寝たので、まあ本人も自覚しているだろうから、なんとかしたのかなと思っていました。
朝、私が起きた時には息子はまだ寝ている様子だったので、きっと夜中に頑張ったんだろうと思って、起こしにいきます。
声をかけると、結構すんなり起きてきました。

一応・・・と思って、声をかけました。
さて、何と言えばいいのか?
「記録かけたの?」と聞くとやってないみたいだし
「どうなっているの?」と聞くのも息子の問題に介入するようで嫌ですし・・・
「今日は実習記録早くすましたんやね」と言ってみました

すると、息子の顔色がかわりました
忘れてたんですねぇ
一瞬で、きっと息子もいろんなことを考えたんだと思います
そして・・・

「あっ〜、どうしよう疲れて忘れてた
書いたけど、忘れたって言おうか
あ〜、でも・・・

中学高校と散々宿題で苦労した息子の姿がだぶります
忘れたって嘘をついて、もし取りに帰れと言われたらどうするつもりなんでしょう
すぐに、逃げる方向へ意識が行くのは相変わらずです
一瞬、不登校時代がよみがえります
これで、もう今日は行けないと言い出すのではと頭をよぎりましたが、さすがにそれはなく、息子も成長していました
でも、言い逃れをしようとするところなんかは、まだまだですね


いろんな言葉が頭に浮かびました。
『書き終わらなければ、正直に話して怒られてきなさい。
記録を見てくださる職員の方は、忙しい時間を割いて対応してくだるのだから、きっちりと決められたことはしなければいけない
自分を良くみせようとして、ウソをつくのは一番いけない
社会に出て仕事をするということは、信用してもらえるかどうか
あいつは、こんなやつというレッテルをはられるのは一回のことだけど、剥がすのはその倍以上の努力が必要』
こう言いたい気持ちを飲み込んでお口チャックです

私からは、「今からでも時間はあるから、書けるところまで書いたら?
途中でもいいから、やれるだけのことはしなさい。」
こういって、家を後にしました。
後で考えると、共感だけでよかったなあと反省です。

宿題をやらなくてもなんとかなるという経験が、こんな所で出てきました。
宿題をやらないと学校へいけないタイプの場合は別ですが、息子のように自分に甘いタイプの場合は、
『もし実習記録を提出しないとどうなるのか?』が想像できません。
提出できなくても、実習先の方は何も言わないでしょう。
ただ、『ああ、こいつはダメだ』という目で見られるだけです。
提出することが最低限のルール。
それを守ることで初めて同等に扱ってもらえるということ。
遅刻をしないこと・宿題を提出すること
こんな当たり前の事が、学生の間に培われて初めて社会へでるためのスタートラインに立つことができると感じています。

今回は、なんとか書きあげて提出できました。しかし、まだまだ息子の弱い部分も見えています。
社会で生きていくために、学生の間にしっかりと鍛えてもらってほしいものです。





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